2011年3月7日月曜日

会場と銘酒(LOVE JAMAICAN編)


本イベントオーガナイザーのmo'tzu氏の日記よりLOVE JAMAICAN会場の銘酒の紹介です!!

ラブジャマイカン会場のスペシャルドリンクのご紹介です!!



別に自分が出てるからとかゲストさんがVelocityさんと可愛いkeyちゃんだからという訳ではありませんが、ここのドリンクは本ーーーーー当ーーーに超レアですよ♪♪♪



今回このお酒をセレクトして下さった敏腕バーテンダーさん曰く



「これはラム好きなmo'tzuちゃん、オーガナーザーとしてクラブシーンの革命を行うmo'tzuちゃんへのオマージュ。キューバ革命以前から
の原酒がブレンドされたこのラムの語る言葉には「納得」する外は何もありません。昔は全然手に入らなかったけど、今回検索したらまだ数本あるみたいなので
価格は高いですが,是非!!」



...照れるやん!!


知ってる人は「こいつ頭おかしいんちゃうか?」ってくらい普通に店で出したら1ショット2~3000円する銘酒中の銘酒!!スペシャル企画最後に贈る最終兵器がコレだっ!!!







ドン!!!



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「レジェンド・オブ・キューバンラム」





1度飲んだら忘れられない!その名もレジェンドオブキューバンラム。



毎年年末になると発売前から問い合わせを多く頂きます。



1回に瓶詰めされるのはわずか300本ほど。



それは残り少ない古酒の樽をソレラで神経を使い管理してボトリングされるからです。



珠玉のラムであり、身体の五感で堪能してください。味わいは、どっしりとラムの風味がありながら、樽の風味とカラメルのようなニュアンスと甘みを絶妙のバランスで感じます。



ラムってこんなに美味しいんだ・・・と思わせてくれる一品。



ソレラを使ったラム。他にはない熟成感と洗練された味わいを是非!







...とまぁ何ともヨダレのでるレビューですよね!


この奇跡の一夜にふさわしい伝説のお酒がラブジャマイカンではゲストのDJ Velocity&key MCの時間に降り注ぎます♪



(更に興味のある人には最後に別のレビューも掲載してるんで読んでみて下さい)



そして、このラブジャマイカンでは丁度ONE LOVEと真逆のタイムラインになっていて、序盤からSPAZMの若手(?)DJ ba-ta、変幻自在のDJ ko-tora、



イカツイ風貌と甘い歌声がミスマッチなSINGERのTOMOKI、ダンスショーケースでは今回初絡みとなる美女ユニットRough、アニメーションダンスの「はむつんサーブ」の弟子はみだしサーブ、



そこから「LEVEL
VIBES」TimeとしてBassraacing,13one,達磨サウンド,EmpireとレゲエVIBES全開で今回がSPAZM最後となるDJ
ko-suke、「奇跡の前足」ことMC Eiji a.k.a 野風増となぜか葉酸を飲んでるDJ Mo'tzuへと展開し、



そしてゲストとして私に"リッターバイクでドリフトするかのような"と言わしめたDJ Velocityとkey
MCが「ベースラインっちゅーのはのー、こうやって扱うんじゃぃ!!」と言わんばかりのグルーブ全開のD&Bと、大まかには「ヒップホップ→レゲ
エ→ドラムンベース」の流れになっています。



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ラストは今回通常であればレギュラーパーティーだったところを多大なるご協力をして下さったLEVEL VIBESに締めていただきたいと思ってますので、ぜひラブジャマイカンでブンブンのベースラインを聴きながら愛について語りましょう♪



そりゃ、主催者が自分が出る会場にはイケてるメンツを揃えるに決まってるじゃないですか。



だから一切ハズレなしなんでぜひラブジャマに集合しましょう!!!




※「レジェンドオブキューバンラム」レビュー 

■伝説のキューバ産ラムのお話■ (輸入業者さんからのこのラムに関する情報) 

人生がそうであるように、酒とは出会いである。私にとってそんな想いにしみじみと浸れるのがこの酒だ。 

『レジェンド オブ キューバンラム』。このラムは、1940~50年代にキューバで蒸留された後に樽詰めで海を渡り、スペインへ運ばれ名門一族の酒蔵において、ソレラ・システムで熟成されたものである。 

そこで登場する人物がミゲル・バルデスピノ。バルデスピノ家は、創業1340年まで遡るシェリー酒の名門。家族経営によって、代々受け継いできた看板を守る彼に突然不幸が襲った。 

大切な息子は病床の身に、そして地元のパレードの女王に選ばれたほどの美人であった愛娘を交通事故で失ってしまう。 

私がはじめて彼のボデガ(酒蔵)を訪ねたのは今から8年前。そこは、まるで博物館であった。 

樹齢百年のブドウの樹や19世紀から使っている足踏み式の手動式ラベルマシーン、そして戦前の銀行の窓口を想わせる堂々たる造りの受渡し場所、目の前がタイムスリップした気分だった。 

もっと驚いたのは、彼が所有する古酒のコレクション。特にシェリーやブランデーの膨大な数に観るだけで酔わされた。歴史の重みを肌で感じた。 

「そこに行ったら最後にラムが振る舞われるから、飲まないときっと後悔するわよ。今では絶対手に入らないキューバ産のすごい古酒だから」。 

ほぼ一日がかりで広大な畑やいくつかあるボデカを案内してもらって、そのまま帰ろうとした時、シェリー酒の評論家である明比淑子さんの言葉を思い出した。 

「ラムを飲ませてください」。 

ちょうどボデガの入り口に樽が2つあった。飲んだ瞬間に・・・ 

まいった。その優雅なアロマは、コニャックのよう。我慢ができず、このラムを分けてほしいと彼に頼んだのだが・・・ 

「これはとても珍しいもので僕の宝物、このボデガを訪れた人だけにしか飲ませないし、売り物ではない」。 

それから数年後、彼はその膨大な古酒とともに会社を売り払った。二人の子供の数奇な運命が、彼から、名門としての誇りも、仕事への情熱をも奪い去ったのかもしれない。 

結局新しいオーナーにラムの件をお願いしたところ、門外不出のこの酒をようやく手にすることができた。 

このラムは、1962年の革命以前のキューバがアメリカの資本主義にどっぷりとつかり、豊かさを謳歌していた時代の空気を感じさせる。 

今日のような社会主義の統制経済のもとでは生まれるはずもない、贅沢で華やかな味わい。そしてミゲル氏が会社を手放さなかったら、この世に出ることもなかったであろう、貴重なコレクション。彼のボデガは今、更地になっているという。 

失われてしまった時間が、すべてそこに詰まっている。まさしく "伝説のラム"である。 


ko-suke


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